★トルコ カイセリ産ウール絨毯 玄関マットサイズ AC-226 サイズ:60cm×88cm(房を含まず) 材 質:ウール100%(縦糸コットン 結び糸ウール) 原産国:トルコ共和国 原産地:カイセリ ---カイセリ絨毯--- トルコ絨毯の産地として有名なカイセリ地方 火山の噴火によって作られたという奇岩で有名なカッパドキアの近くにある街です。 かつては、カッパドキア王国の首都として栄えました。カイセリという名は「皇帝の街」を意味するカエサレア(Caesarea)に由来するそうです。 カイセリ地方ではシルク絨毯・ウール絨毯・キリムなど様々な織物が昔から織られています。 カッパドキアはアンカラの南東、中央アナトリア高原中央部に位置し、100km²近くにわたって岩石地帯が広がる台地のことをいいます。 3世紀半ば、ローマ帝国の弾圧を逃れたキリスト教の修道士たちが、カッパドキアに移り住んだといわれる岩山洞窟が有名で、1985年世界遺産に登録されました。 この岩山洞窟一帯は国立公園にもなっており、常に観光客で賑わっています。 ---絨毯の結び--- トルコ絨毯の特徴でもあるトルコ結び。 一般には「ダブルノット(二重結び)」と呼ばれ、2本の経糸それぞれ両方に結び糸を絡めて織ってきます。 そうすることによって絨毯に強度を持たせることができます。 またの名を「ギョルデス結び」と呼びます。 かつてトルコのギョルデス村にアレキサンダー大王が攻め入ってきたとき、アレキサンダー大王も解くことができない強靭な結び目を作って村を守ったという言い伝えから、「強い結び」という意味でこの名前がついたそうです。 この手法は、トルコ、コーカサス地方、イラン西部の地域で用いられている手法です。 いっぽう、ペルシャ絨毯によく見られる結びを「シングルノット(一重結び)」と呼びます。 経糸2本の片方に結び糸を絡め、もう一本の縦糸には結び糸をひっかける形で織っていきます。 この手法の利点は、細かい柄が作りやすい、ダブルノットに比べ早く織り上げることができるということです。 またの名を「センネ結び」と呼び、ペルシャ絨毯をはじめ、インド、パキスタン、中国などの地域で用いられている手法です。