ペルシャ ギャベ(ギャッベ) ギャベ(ギャッベ)とは、ペルシャ語で目が粗くて毛足が長い絨毯を意味します。 イランの南西部シラーズ州を遊牧する部族カシュガイ族、ルリ族など によって織られる遊牧民の手織りの絨毯です。 もともとは、山岳地帯を移動する彼らの生活の中で、 羊の毛をざっくりと織ってふかふかに仕上げて、 ベッドとして使うために織られてきた手織り絨毯といわれています。 ギャべに使われる羊毛はザクロス山脈の山岳地帯に生息する遊牧民たちの 羊の毛を使っています。 その特質は、放熱・保温を行いやすい毛質であり絨毯の素材としての丈夫さが 特徴です。 また、直毛であるが故に糸として撚った時に縮みにくくしっかりとそろった毛ができます。 草木染めの色を利用しながら、自然の景色や織り子の日常生活を絨毯に描いたギャべ・・・ 素朴なデザイン、自然の草木染め、不揃いのサイズ、 どれをとっても人間味にあふれている。 手結びでつくるがゆえの丈夫さ、汚れにくく手入れが楽であるため、 最近のペルシャ絨毯の中でも人気が高まってきています。 原産国:イラン 材質 :毛100% サイズ:約38cmx39cm(房を含まず)